【スプレッドシート活用】1年分の日付を一気に自動生成する方法

Googleスプレッドシートを使っていると、「1月1日から12月31日まで、毎日の日付を一気に入力したい」という場面があると思います。

そんなときに便利なのが SEQUENCE 関数です。この記事では、関数の使い方から応用例まで、図解つきでわかりやすく紹介します。

Googleスプレッドシートで日付を自動生成するには?

日付を1日ずつ手動で入力するのは大変です。
そんなときに活躍するのが、Googleスプレッドシートの SEQUENCE関数

以下の関数をA1セルに入力するだけで、1年分(365日)の連続した日付が自動で生成されます。

=SEQUENCE(365, 1, DATE(2025,1,1), 1)

関数の仕組みを解説

パラメータ内容
365行数。365行(1年分)
1列数。1列だけ
DATE(2025,1,1)開始日。2025年1月1日から
1増分。1日ずつ増やす

この1行で、「2025/1/1」「2025/1/2」「2025/1/3」……「2025/12/31」までの一覧が完成します。


日付をもっと見やすくするフォーマット設定

生成された日付は、見た目がシリアル値(数字)になることがあります。その場合は、セルの表示形式を変更しましょう。

手順

  1. 対象セルを選択
  2. メニューから「表示形式」→「数字」→「日付」

これで「2025/01/01」のように見やすく表示されます。


応用:曜日も一緒に表示したいとき

日付に加えて曜日も表示したい場合は、次のような数式を使います。

=ARRAYFORMULA(TEXT(SEQUENCE(365, 1, DATE(2025,1,1), 1), "yyyy/mm/dd (ddd)"))

これで「2025/01/01 (水)」のように、曜日付きで表示されます。


実務での活用例

  • 売上や来客数などの日次データ入力用テンプレート
  • 勤怠記録の下地作り
  • SNS投稿スケジュールの設計
  • 日記やライフログ用のカレンダー作成

まとめ

Googleスプレッドシートの SEQUENCE 関数を使えば、1年分の日付を一瞬で自動生成できます。

一度覚えておけば、日々の業務や学習がぐっと効率化します。曜日の表示やデータの連携といった応用もできるので、ぜひ活用してみてください。